様々なバックグラウンド
日本と同じ5年に一度行われるオーストラリアの国勢調査を見ると、様々なバックグランドを持った移民で形成された多民族・多文化国家であるオーストラリアの多様性が見えてきます。外国生まれの人が、20%以上を占めるニューサウスウェールズ州、ビクトリア州や西オーストアリア州など。また、州、都市、さらにエリアによって、様々なサブカルチャーを持っています。
Census | NSW | VIC | QLD | WA | SA | ACT | TAS | NT |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
調査対象数 | 6,549,178 | 4,932,423 | 3,904,533 | 1,959,086 | 1,514,36 | 324,033 | 476,481 | 192,898 |
外国生まれ | 1,555,847
(24%) |
1,173,204
(24%) |
699,444
(18%) |
531,744
(27%) |
307,681
(20%) |
70,359
(22%) |
50,544
(11%) |
26,539
(14%) |
英語以外の言語を話す | 1,314,556
(20%) |
1,007,436
(20%) |
303,096
(8%) |
226,828
(12%) |
184,512
(12%) |
47,168
(15%) |
16,682
(4%) |
44,717
(23%) |
ニューサウスウェールズ州(NSW)
気候は温帯地域に属し、他の地域と比べて四季(日本とは逆の時期)がはっきりしているのが特徴です。ニューサウスウェールズ州には、オーストラリア総人口の約3分の1が生活し、またその3分の2以上がシドニーに集中しています。
>> 詳しくは、ニューサウスウェールズ州の特徴へクイーンズランド州(QLD)
オーストラリアの北東部に位置し、オーストラリアで2番目に大きな州。気候は、熱帯、亜熱帯に属し、年間を通してとても過ごしやすいです。世界自然遺産でもあるグレートバリアリーフから美しい砂浜を持つゴールドコーストまで、世界的に有数のトロピカルリゾートがあります。
>> 詳しくは、クイーンズランド州の特徴へビクトリア州(VIC)
気候は温帯性気候に属し、四季がはっきりしているのが特徴です。オーストラリアで2番目に小さな州ですが、総人口の約4分の1を占め、その内の約4分の1は海外で生まれた新移民達であり、イタリア、ギリシャなどのヨーロッパ系からベトナム、中国などのアジア系まで他の州と様々な人種が多く生活しています。
>> 詳しくは、ビクトリア州の特徴へ西オーストラリア州(WA)
気候は、温帯性気候で、オーストラリア大陸の約3分の1を占めるオーストラリア最大の州です。 西オーストラリア州の魅力はなんと言っても、他州では生息していない動植物や内陸部の大自然が作り出したすばらしい造形美に尽きます。 観光地も多く、短期滞在ではとても知り尽くせないほどの魅力を持っています。
>> 詳しくは、西オーストラリア州の特徴へ南オーストラリア州(SA)
オーストラリア大陸の中央南部に位置し、気候は地中海性気候によく似た気候です。日本人にはあまり馴染みのない州ですが、南オーストラリア州では、年間を通して400以上ものフェスティバルが開かれ、特にフードとワイン、そしてアートフェスティバルが大々的に行われます。
>> 詳しくは、南オーストラリア州の特徴へ首都特別地域(ACT)
オーストラリアにある6州とノーザンテリトリーを統括するのが、首都特別地域と呼ばれるここ独立行政区域です。 1901年にオーストラリア連邦が結成された際、それまで経済、産業の中心地であった2大都市シドニーとメルボルンが、 どちらもお互いが首都になることを譲らなかったため、1911年に現在の地に首都キャンベラを建設することが決まった由来を持ちます。
>> 詳しくは、首都特別地域の特徴へタスマニア州(TAS)
オーストラリアで最も小さい州であり、面積は、日本の北海道とほぼ同じくらいです。気候は海洋性気候で、夏場でも木陰に入ると涼しく感じる清々しい気候です。緑豊かな土地柄を生かし、自然保護、野生動物の保護などに最も力を入れている州でもあります。
>> 詳しくは、タスマニア州の特徴へノーザンテリトリー(NT)
広大な土地を持つこの州は、気候もトップエンドの熱帯雨林性気候からアウトバックの砂漠性気候まで分かれています。この地域には、オーストラリアの先住民アボリジニが一番多く住んでいます。カカドゥ国立公園やウルルー(エアーズロック)などがあり、世界中からの旅人を魅了してやまないすばらしい自然の造形美がここにはあります。
>> 詳しくは、ノーザンテリトリーの特徴へ