オーストラリアの都市
シドニー
人口約400万を超えるオーストラリア最大の都市シドニー。イギリス風の街並みとモダンな高層ビル、自然豊かな公園、お洒落な住宅、そして入江を行き交うフェリーやクルーズ船。あらゆる顔を持ち合わせ、それらが1つにまとまっているのがシドニーの特徴だ。 英国が植民地を置いて最初にできた街がシドニーであるため、歴史的建造物も数多い。オーストラリア全土から、ありとあらゆる食材が集まり、世界的にも著名なシェフたちが見事な料理を味わわせてくれる。シドニーは郊外にあるオーストラリア有数の観光地への起点ともなっている。世界自然遺産のブルーマウンテンズや、イルカ・クジラが見られるポートスティーブンス、ワインの里ハンターバレーなども近く、飽きの来ない留学生活が送れるだろう。
メルボルン
しばしばシドニーとの比較がなされるメルボルンだが、近代的で忙しい大都市のイメージが強いシドニーと比べると、歴史的な建物や文化が残り、のんびりして住みやすいという印象を持たれている。2002年と2004年の2度、エコノミスト誌の「世界で最も暮らしやすい都市」で1位を獲得している。市内各所には、未だにイギリス風の建造物が多く残っており、アフタヌーン・ティーをたしなむ文化・習慣も残っているのも魅力だ。
ブリスベン
クイーンズランド州・ブリスベンは、アート・アウトドア・アドベンチャーが共存するユニークな街。サウスバンクでは文化施設やレストランが川辺の庭園やラグーンに接しています。フェリーでのブリスベン川下り、カンガルー・ポイント・クリフでロッククライミング、自転車で巡る市立植物園。 ヌーサ、サンシャイン・コースト、ゴールドコーストなど、世界有数のリゾート地へのアクセスが良いのも魅力。留学先で勉強もレジャーも両方充実させたい人にはベストな選択肢となるだろう。
ゴールドコースト
「えっ!ゴールドコーストで留学なんてできるの?」と思う人も多いだろう。確かにゴールドコーストやサーファーズ・パラダイスなどは、世界トップクラスのサーフ・ビーチであり、活気あるナイトライフ、国際的なテーマ・パーク、デザイナー・ブティックも楽しめる。そんな街にある語学学校も、地域の特徴を活かしたコースを持つことが多い。サーフィンやスキューバのレッスンなど、英語プラスアルファの付加価値を付けたい人には最適だ。
パース
西オーストラリア州の州都であるパースは、日本から西オーストラリア州への唯一の直行便発着地であることから、観光の拠点としてなじみ深い。かつて宇宙飛行士のジョン・グレン氏が言った「光の都市」をはじめ、「世界一孤立した街」「世界一清潔な街」などさまざまな呼び名がある。キングス・パークやスワン川などの豊かな自然に囲まれた、とても過ごしやすい街でもあり、無料巡回バスをはじめ公共交通機関が発達し、インド洋を一望できる落ち着きのあるビーチが特徴だ。シドニーやブリスベンなど、東海岸とは一味異なるオーストラリア留学を満喫しよう。
アデレード
南オーストラリアに位置するアデレードは、町全体の四方が緑豊かな公園に囲まれたユニークなデザイン。古き良き時代の、ちょっとレトロで落ち着いた雰囲気のあるアデレードには、広大な緑地公園、活気あるアデレード中央市場、ノース・テラスの博物館や図書館など、見所がたくさんある。グレネルグでイルカと泳いだり、ハーンドルフ、アデレード・ヒルの絵のように美しい村を訪れたり、近隣のバロッサやクレア・バレーにある世界トップクラスのワイナリーを巡ったりと、落ち着きのあるオーストラリア留学を期待したい人にはお勧めだ。
タスマニア
タスマニアは、オーストラリアの中で唯一の島である州として知られる。緑したたる谷、静かな町や村、未だに手付かずの海岸を持つ島です。タスマニアは世界でも最も山岳地帯の多い島のひとつ。山々の標高はそれほど高くないが、ノコギリのような稜線がユニークだ。この島の地勢は何百万年も昔には南極大陸とつながっていたことを示しており、古代ドロライト岩石の景観が見られる、世界でも数少ない場所のひとつとなっている。