国際就職の基本
一般的に日本人が海外で働くためには、少なくともその国で働くことができるビザがあり、且つ、自分を雇用してくれる企業があることが最低限必要となります。通常、働くことができるビザとしては、自分のビザを雇う企業がサポートしてくるビジネスビザとPermanent Residenceと呼ばれる永住権があります。
ビジネスビザをサポートしてまで日本人を雇用しようと考えている企業は「即戦力となるスキル及び経験」「日本のビジネス慣習の熟知」そして「ビジネスレベルの英語力」を満たす人を求めています。残念ながら、特別なスキルや経験がなければ、最初から希望するポジションにつける人は少ないです。まずは、エントリーレベルのポジションから始め、経験と実力をつけながら上位ポジションを狙っていくことをお勧めします。また、国際就職を考えている人は、自分の市場価値を高める工夫が必要となり、そして、常にその価値を高めていく努力が必要不可欠です。
シンガポール就職の特徴
東南アジア経済のハブとしてのシンガポールは、東京23区ほどの小さな国であり、中国系、マレー系、インド系からなる他民族国家です。ビジネスの公用語は英語なので、基本的に英語環境での職場となります。また、シンガポールで働く人の30%近くを外国人が占めているインターナショナルな環境でもあります。
アジア経済の牽引国でもあるシンガポールには、3000以上の日系企業及び各国のグローバル企業が、アジア統括拠点としてオフィスを構えています。また、政府が外資企業を積極的に誘致しているためにビジネスビザの発給数が多いことが特徴です。更に、世界的に治安がよい国であり、日本人の現地採用社員の90%は女性が占めています。25から35歳までの約2,000人以上の日本人独身女性が、ビジネスビザを取得して、シンガポールで働いています。
シンガポール就職プログラム内容
オーストラリア、シドニーを拠点とするCareer Plan Australia主催のプログラム。Career Plan Australiaと提携するシドニー内の英語学校でビジネス英語をブラッシュアップしながら、シンガポール及び東南アジアを熟知したベテランのコンサルタントによる各々の職歴に合わせたアドバイスを受け、シンガポールや香港、マレーシア、タイなどでの「正社員」での就職をサポートしてもらいます。また、シンガポールでの就労ビザ取得に関する適格なアドバイスも受けられます。
シンガポールビジネスビザ取得条件
資格 | 4年制大学卒業以上、最低2年の正社員としての職務経験 |
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英語力 | 中級の上レベル以上 |