オーストラリアの銀行について
銀行口座開設
銀行口座を開設するためには、身分証明証が必要です。銀行によって異なりますが、パスポートのほかに、国際免許証、クレジットカードや学生証などの提示が必要となってくるので開設前に必ず確認をしましょう。但し、ANZ銀行などでは、オーストラリア入国後、6週間以内ならパスポートだけで開設可能ですので、到着後、直ぐに口座開設することを強くお勧めします(2015年4月時点)。開設後は、キャッシュカードが発行されますが、日本のように通帳はなく、定期的に届け出た住所に明細書(Statement)が送られてきます。
Tips!
一般的に、こちらの銀行口座開設時に必要な身分証明書は、その証明によって点数がつけられています。そして、銀行口座開設に必要な点数は、100 pointsが最低必要となります。
>> 100 Point Checkについて
証明書(POIs) | ポイント |
---|---|
パスポート | 70 points |
オーストラリアの運転免許証 | 40 points |
オーストラリアの大学/専門学校の学生証 | 40 points |
国際運転免許証 | 25 points |
クレジットカード | 25 points |
電気、電話料金の請求書などの氏名、住所が明記されているもの | 25 points |
口座の種類
SAVING ACCOUNT(普通預金口座)が一般的。また、ある程度まとまったお金を長期間使用しない人は、日本よりはるかに利率のよいTERM DEPOSIT(定期預金)に預金するとよいでしょう。
口座開設後は、銀行のカードが発行されますが日本のように通帳はなく、定期的に届け出た住所に明細書(Statement)が送られてきます。また、PIN Numberと呼ばれる暗証番号を設定するために銀行カードが郵送されてきたら、近くの銀行の支店やATMと呼ばれる現金引き落とし機に、自分が決めた新たな暗証番号に設定し直す必要があります。
便利な銀行のキャッシュカード
スーパーマーケットを始め、ほとんどの店先でEFTPOS(Electronic Funds Transfer Point of Saleの略)の表示があるところでは、銀行のキャッシュカードを使って支払いができます。また“Any Cash Out?”と聞かれ、必要であればお金を引き出すこともできるのでとても便利です。
ATM
ATMと呼ばれる銀行の現金引き落とし機は、多くの場所にあります。通常、ATMを使って現金を引き落とす場合、1日に引き落とせる限度額が決まっており、銀行によっても差はありますが一日$800という所が多いようです。それ以上の額が一回に必要な場合は銀行窓口で引き落とすことになり、通常、手数料が若干取られます。また、月にATMを利用できる回数の制限なども、口座のタイプによってあります。ATMは、24時間利用が可能で時間によって手数料が取られるということも無くとても便利ですが、他銀行のATMを使った場合は、手数料が取られますのでご注意を!
暗証番号の入力ミスに気をつけて
通常、ATMでは、セキュリティのために3回パスワードを間違えるとATMの機械にカードを飲み込まれてしまいます。ATMの設置場所によっては、飲み込まれたカードの回収不可能な場所もあり、日本のクレジットカードなどは再発行が必要となる場合が多いですので、注意が必要です。