政府登録制度・CRICOS
学生ビザを発行するすべての教育機関は、CRICOS(Commonwealth Register of Institutions and Courses for Overseas Students)と呼ばれる政府登録制度への登録が義務づけられています。厳密に言えば、コース毎でのCRICOS Codeも必要となっています。CRICOS認定の基準は高く、教育内容から経営内容に至るまで高い基準を設けています。この政府登録制度によって留学生に質の良い教育とサービスの提供を保証しています。CRICOS認定校以外の教育機関では、学生ビザの発行ができないので注意が必要です。ryugakuGOでは、学生ビザを取得する全ての学生にCRICOS認定コースだけをご紹介しています。
Tips!:
ワーキングホリデービザでは、4ヶ月以内までの勉強を許可しているので、学生ビザに切り替えなくても就学可能です。つまり、ワーキングホリデービザを保持し、オーストラリアで4ヶ月以内の勉強を考えている人は、厳密には就学先の教育機関は必ずしもCRICOS認可校でなくても良いことになります。CRICOSの厳しい規定の為に、設立1年未満の新規校やCRICOSの規定に沿わない独自のカリキュラムを実施している教育機関では、CRICOSの認定が下りません。但し、CRICOS認可校でない場合は、国によって保証された機関でないのでリスクが伴うことも理解してください。
NEAS Australia
NEAS(National ELT Accreditation Scheme)Australiaは、英語教育機関の認可とクオリティアシューランスサービスを行なっている機関です。NEASから認可された語学学校は、主に次の基準をパスしています。
- カリキュラム内容
- 一クラスの人数制限
- 資格も持った教師
- 最新の教授法や教材
- 滞在先サービスのモニター
- 到着のオリエンテーションプログラムなど
EA(English Australia)
ELICOS(English Language Intensive Course for Overseas Studies)は、留学生のための英語集中コースのことを言います。EAはこのELICOSを持つ教育機関の協会であり、EAへの加盟においては、教師の質、教材、設備などの高い基準をパスしなければいけません。また、EAのメンバー校は、NEASによって定期的にモニターされ常に高い質を維持されます。
>> 詳しくは、English AustraliaのサイトへACPET
ACPET(Australian Council for Private Education and Training)は、オーストアリアにおいて、民間の教育機関の最大の組織です。
>> 詳しくは、ACPETのサイトへAQF(Australian Qualifications Framework)
オーストラリアは各州によって教育制度が異なりますが、AQF(Australian Qualifications Framework)によって、資格・学位の基準が定められているので、高校や高等教育機関(専門学校・大学)で取得した単位や学位・資格を全豪で認定し互換できます。オーストラリア国内で取得した単位や学位は、別の学校でも認定されるのでフレキシブルにオーストラリア国内での編入や進学ができます。
但し、オーストラリア国内での英語学校の転校および、日本で取得した単位、資格、学位等の認定は、この規定に属していないので注意が必要です。
>> 詳しくは、編入・転校についてへ