オーストラリア人シェアメイトと快適に過ごす
シェアアコモデーションとは
ホームステイやホテルとは異なり“自分の家”です。ですので、自分の部屋だけに閉じこもっている必要はありません。オーストラリアではシェアメイトは、自分の家のようにキッチンを使ったり、リビングルームでテレビを見ながらくつろいだりという特権を与えられるだけでなく、それと同時に、家の掃除やゴミだしなどの責任も共に分かち合うということも含まれています。また、友達を家に呼ぶ場合は、シェアメイトに相談するようにして下さい。あなたのシェアメイトも自分の友人を家に呼ぶ時は、一声かけるはずです。
ThankとSmileを忘れずに
オーストラリア人は、ちょっとした親切にも“Thank you”を頻繁に使います(たとえば、ドアを開けてくれたり、エレベーターに乗るときに先を譲ってくれたりした時など)。常に“Thank you”と言う習慣を身に付けましょう。
また、“Smile”も大切な要素です。あなたに笑顔がなければ、きっとシェアメイトは心配して何か問題があるのではと思うはずです。
分からないことは、聞いてみる
分からないことを聞くことは、とっても重要なことです。全く違った環境での共同生活ですので、生活当初は分からないことが多いはずです。それは決して失礼なことではありませんし、逆にオーストラリア人は、あなたからの質問を待ってます。(日本人と違い、常に気を利かせて聞いてくることはありません。)
シェアメイトの“いい関係”を作るためには
- 自分の話をする。あなたがどんな人なのかを知ってもらいましょう!
- 自分が使用した食器や調理器具を洗うだけでなく、一緒に使った物を洗うこと。
- 進んでゴミだしをするように心がけましょう。
- 自分の部屋の整理整頓とベッドメーキング。自分のシーツやタオルを洗うこと。
- リビングルールの掃除機等、進んで家事をすることを心がけましょう。
- オーブン、シンク、キッチン等をきれいに使うようにしましょう。
PAYING YOUR OWN WAY あなたなりのお返し
オーストラリア人は、とっても世話好きです。食事をたまに作ってくれたり、コーヒーや紅茶を入れてくれたり、どこかに連れて行ってくれたり…。それらの好意に対して、きちんとあなたなりのやり方でお返ししなければなりません。ほとんどのシェアメイトは、お金持ちではありません。さらに、それらの好意に対してお金を要求しないでしょう。ですから、お返しとして今度はあなたが料理を作ってあげるとか、エキストラの出費に対してお金を支払う等の気配りが必要です。この事に関しては、日本と変わりがないと思います。
電気代
オーストラリアでは電気代は高いです。ヒーター、温水、照明、電気コンロ、扇風機、洗濯機、乾燥機等の電気器具の使用は効率的に使ってください。
お風呂
お風呂の時に使用するお湯の量、入浴時間にも気を配って下さい。シャワーの方が浴槽につかるより経済的です。オーストラリアでは、水はとても貴重です。浴槽につかることは、最低限にとどめて下さい。また、シェアメイトと浴室を共有する場合は、使用する時間帯を考えましょう。通常、オーストラリア人のシャワーの使用時間は最高で10分です。(驚きましたか?でも、これはあくまでも文化的な違いだけです。豪に入れば豪に従えです。)また、一般的にオーストラリアでは、浴槽やシャワールームを使って洗濯はしませんので注意してください。
その他
- 盗難の可能性があるので、夜間洗濯物を干すのはやめましょう。
- どのドアの鍵をかけなければいけないか最初に必ず確認して下さい。
- 外出時には必ず鍵がしっかりかかっているかを確認してから出かける習慣を身に付けましょう。
シェアに含まれるもの
一般的にシェアメイトが提供してくれるものは、部屋以外に以下のものがあります。
- ベッド、寝具(シーツ、毛布、枕)
- 調味料や食材用のスペース
- 冷蔵庫のスペース
シェアに移動する時は、必要なもの
洗濯洗剤、トイレットペーパー、食材(コーヒー、紅茶、ミルク、クッキングオイル、塩コショウ)、その他、料理や食事に使うもの全て。