ホストファミリーと快適に過ごす
多民族・多文化国家/マルチカルチャリズム
オーストラリアの大きな特色は、世界200ほどの国々からやってきた移民で形成された多民族・多文化国家です。オーストラリアで生活している人の約5人に1人が外国生まれであり、全体の16%の人が英語以外の言語を話すことができます。当然、ホストファミリーの文化・人種的背景もイギリス系だけでなく様々です。
英語について
ホストファミリー達は、皆さんが英語をあまり話せないことを理解した上で皆さんを受け入れています。最初は、どうしても英語で話すことに躊躇しがちです。そこでオーストラリア人とコミュニケーションをとるうえで、最低限必要な2つの英語のマジックワードをお教えします。
1つは、”Thank you”です。オーストラリア人は、ちょっとした親切にも”Thank you”を頻繁に使います。皆さんも何かしてもらったら、必ず”Thank you”と言いましょう。もう1つは、”Please”です。何かをお願いするときは、必ず”Please”と言いましょう。失敗を恐れないで!
貴重品
学校には、多額の現金/貴重品等を持って行かないで下さい。また、お金はその日に必要な金額だけをお財布に入れるようにして下さい。ホームステイ先では、お金や貴重品などはスーツケースなどに入れて鍵をかけて保管して下さい。
自転車
ホストファミリーが、自転車を貸してくれる場合は、自転車を駐車する時に必ず鍵をして、自転車を盗まれないようにして下さい。また、ヘルメットは、学校内に持ち込んでください。もし、盗難にあった場合は、皆さんが自転車を弁償しなければなりませんので、そのつもりで気を配って下さい。
食事の時間
各家庭独自のルールや食事の時間があります。あなたも家族の一員なので、家族の時間に従って下さい。また、夕食に遅れそうな時や外食する場合は、必ず前もってファミリーに伝えて下さい。
外泊/友達の招待
友人宅などに宿泊したり、友達をホームステイ先に招待したりする場合は、必ず前もってホストファミリーの許可をもらって下さい。
お風呂
オーストラリアでは、水はとっても貴重です。その為にオーストラリア人のシャワーの平均時間は、10分以内です。日本の常識とかけ離れていますが、ここはオーストラリアですので、気を配って使用して下さい。
Phone Card/テレフォンカード
日本に電話をかける場合は、フォーンカードの利用が一番徳です。フォーンカードは、ニュースエージェンシーで販売しています。
割り勘/お返し
オーストラリア人は、とても世話好きです。外食に連れて行ってくれたり、週末にどこかに連れていってうれたり・・・。ホストファミリー達は、それらの好意に対して、金銭の要求をしないでしょうが、これらのエキストラの出費に対して、お金を支払う等の気配りが必要です。この事に関しては、日本と変わりがないと思います。こちらでは、基本的に割り勘か自分の費用は自分で支払うのが常識です。
問題解決方法
ここはオーストラリアで、日本ではありません。オーストラリア人の家族と生活を共にして行くと、言葉の違いと文化の違いによって、色々な???が出てくるはずです。その時は、自分の中で貯めないで必ずカウンセラーに相談しましょう。